【Nim】公式より便利なオンライン実行環境「Wandbox」の紹介
この記事は「Nim Advent Calendar 2021」15日目の記事として登録させてもらっています。
オンライン実行環境
プログラミング中、プログラミング言語の文法や挙動を確認してみたくなることがあります。そういうときに便利なのがWebサイト上でコードの入力と実行ができるオンライン実行環境です。Nimのオンライン実行環境としては公式サイトから行ける「Nim playground」がありますが、他にもあります。その一つが「Wandbox」です。
Wandbox↓
Wandboxの特徴
公式で用意されている「Nim playground」があるのに、なぜ別のオンライン実行環境を使うのか。それは「Wandbox」には圧倒的メリットがあるからです。以下メリットを列挙します。
- 実行速度(レスポンス)が圧倒的に速い
- 複数のファイルを使える
- コンパイラオプションを渡せる
- 実行時オプションを渡せる
- 標準入力を与えられる
- vimキーバインドが使える(Emacsキーバインドも使用可能)
- 自動保存(ブラウザを閉じても前回の状態が復元される)
ちなみに、以下の機能は「Nim playground」でも使えます。
- Nimコンパイラバージョンの指定
- 永続URL発行機能
Nimコードを試すときはWandboxを使おう
このように「Wandbox」には公式の「Nim playground」よりもたくさんのメリットがあります。ぜひ利用しましょう。
ちなみに、WandboxはNim以外にもたくさんの言語に対応しているので、Nim以外のプログラミング言語でも重宝します。